田舎町に暮らす11歳の少女ミユキは、見た目は普通の小学生。でも、彼女には誰にも言えない秘密がある――全身泥んこになって遊ぶのが大好きなことだ。小川や田んぼに囲まれた自然豊かな故郷で、ミユキは学校指定の体操服を「泥んこユニフォーム」にして、湿
地や河原を駆け回る。泥水が靴に染み込み、ハイソックスを茶色に染め上げる感触、ジャージ越しに少しずつ下着まで浸透する冷たい泥の感触が、彼女の心を躍らせる。両親はそんなミユキを温かく見守り、庭には専用のシャワーまで用意してくれる。
ある日は排水路のヘドロに飛び込み、ある日は公園の噴水でびしょ濡れに。時にはおもらししながら泥と混ざる音を楽しむミユキの小さな冒険は、いつも一人。でも、心のどこかで、同じ泥んこ好きの友達と出会えたらと夢見ている。洗濯しても薄く残る泥染みの体操服を干しながら、彼女は次の泥濘を求めてウキウキする。泥にまみれ、笑い、感じる――ミユキの秘密の楽園が、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 19:43:02
20190文字
会話率:0%
アコーディオン弾きです。大道芸人です。アコーディオンの先生をやっています。
アコーディオンって凄いんです。弾くだけでグルーヴが出ちゃう楽器なんです。
アコーディオンを弾いていると、「音楽」って「音を楽しむ」事なんだなぁ〜って思います。
ア
コーディオンを通して色々と感じた音楽の事、芸人として体験した様々な経験談などなどを書いていきます。
興味本位で生きてきた人間なので、音楽に限らず映画や舞台の話も飛び出しますが、出来るだけ「芸事中心」にまとめる予定です。。。多分。。。
ほのぼのと進めていくので、気楽に読んでいただけたら嬉しいです。
では!! はじまり〜 はじまり〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 02:09:21
23979文字
会話率:0%
ねぇキミぃ。
そう、キミだよぉ。
「吹奏楽」って、知ってるかい?
中学・高校の部活動の中でも、サッカーやバスケに負けないくらい人気の部なんだよ〜。
ボクの偏見だけど、あれって模擬の「会社」みたいじゃない?
総指揮者がいて、部長とか幹部がい
て、楽器ごとにチームが分かれててその中にもリーダーがいて、でも目標はみーんな同じ。『コンクール金賞!』ってね。
でも、そもそも人が少なかったら、演奏するのも大変だよね?
一人何役もやったりさ。
或いはさ、いろんな人が集まると、喧嘩もしちゃうよね?
吹奏楽部だった人なら、経験あるんじゃないかい?
これは、そんなほろ苦さも噛み締めた、青春のお話さ。
音楽ってね、音を楽しむものだよ?
忘れないでね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 04:10:52
2508文字
会話率:35%
秋を感じる作品であればと思います。
最終更新:2017-09-09 22:17:39
243文字
会話率:10%
そこそこ普通の女の子Aさんと、かなりおバカなBくん、万年ツッコミ役のCくんの仲良しトリオのお話です。
また、各話後書き部分に余談を載せています。
見て制作秘話(?)や作者の本音を楽しむもよし、見らぬもよしでございます。
一つの話はと
ても短いので、気軽に読んでいってくださいね。
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-27 20:00:00
2128文字
会話率:100%
世界的に有名なピアニスト橘宗谷は交通事故で神の腕と言われたその腕を複雑骨折し、ピアニストとしての生命を絶たれた。
その事に絶望し、「ピアノを弾けない人生なんて価値はない。」と睡眠自殺を謀る。
そのまま眠るように死ぬ前に、一人の神の使い
がその事を嘆き悲しみ、自身の力を使って彼の記憶や人格などをそのまま来世に引き継げるようにした。
しかし、彼は神ではなくただの使い。
彼の範疇を超えた行動に、彼の魂は異世界へと送られた。
だが、送られた世界に音楽はなく、楽器は全て命を奪う魔法の為に使われていた。
音楽とは音を楽しむ物、楽器とは音を楽しむための物。
ならば正しい楽器の使い方、音を楽しむという全てをこの世界に広めてやろうと彼は決めた。
これは真剣にノーミュージックノーライフを地でいく男の異世界演奏記。
*タイトルは仮の物です。何か良い名前があればメッセージなりコメントなりで送ってくれると嬉しいです。*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-08 20:00:00
5377文字
会話率:14%