かつて、魔王を倒した勇者パーティが居た。
勇者は気高く、大戦士は強く、魔術師は賢く、治癒術師は優しく、そして『アイドル』は最強無敵だった。
詠って、戦れる彼女がいたからこそ、勇者パーティは魔王を倒せたのだ。しかし五百年の時を経て目を覚
ました勇者エリックが見た世界では、アイドルという概念が失われていたのだ。
魔王が居なくなって、平和になった世界に、アイドルは必要ない?ノー、断じてノン!
エリックがアイドルを推していたのは魔王を倒す為でも、ましてや強さのためなどというちっぽけな理由ではない。
そこに推しがいるから、推すのだ!
再びアイドルの職業を現世に復活させるために、元勇者の超ハイスペックオタクが躍動する――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 02:00:00
19555文字
会話率:29%
たとえ勇者でも、
俺はもう限界です。
最終更新:2017-08-15 21:05:04
2963文字
会話率:37%