リストラされ脱サラするも、自営はそんな生易しいものではなかったことを思い知ったのは、斉藤 仁 31歳。
クソ田舎でなんでも屋を始めてみたが、全く食って行けなかった。
そこへ一本の電話がかかってくる。腕次第では数百万の稼ぎも夢じゃないという
、詐欺にしか聞こえない話だ。
話を聞いてみると、ファンタジーの世界でなんでも屋をしろと言う。しかもチートとか言うものは、金を払ってレンタルだと?金を稼ぐのに金を払うってのが胡散臭さ満点だ。
騙されたと思って体験してみると、一発で急場を凌ぐ金を作ることが出来た。
だが……
この世はうまい話ばかりはないと言うことを痛感させられるのだった。
※ この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称・地名等は架空であり、実在のものとは関係ありません。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-13 06:00:00
279625文字
会話率:54%