奈津は小さな市だ。
人口は15万弱で、歴史的遺物も見つからず、これといった観光が存在するわけでもない。
列車の路線と路線を繋ぐ、乗り継ぎ地点の駅に商業施設があるのと、国道沿いの閑散とした土地を活用した大型ショッピングセンターがあるぐらい。
だからといって広大な田畑が広がるわけでなければ、見応えのある山景が拝めることもない。
都市と田舎の真ん中にある無個性な場所。それが奈津だ。
そんな奈津へと、両親の墓参りのために帰って来た祐樹。
祐樹と従弟の真人は一緒に墓参りにいくことになるのだが……
※この作品は、カクヨム様にも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 21:51:35
6589文字
会話率:25%
生きたいのに死にたかったり、死にたいのに生き続けていたりーーそんな人たちへ送る365詩集です。
理不尽なのは辛いよね、緊張の糸が切れちゃったんだよね、少し疲れただけなんだ。
だったら思いっきり休んじゃえ。大丈夫、今まで頑張ってきた君を責める
人はいないよ。
安らかな眠りと、明日の光に。今日もお疲れ様でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 00:45:45
3469文字
会話率:0%