高校生の少年:神部礼央は、いわゆる魔法少女オタクだったが、一ヶ月半前に現実で出会った魔法少女がとんでもない奴だったせいで、理想を木っ端微塵にされた。生きがいを無くしてもバイトを続けていた彼は、その帰りの夜道で一匹の白猫を見かけ、何気なく追
いかけてしまう。行き止まりに追い詰められた猫は、怖がるどころか彼に飛びついてきた。その拍子に転倒しただけだったはずなのに、いつの間にか、見知らぬ昼の街にいて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 19:04:11
125187文字
会話率:50%