不思議な能力に目覚め、世界から注目を集めた主人公。
その姿はまさに最強の賢者――
……とある日。
パーティを組んでいた仲間の一人が、仲間のテイマーの少年を追放する。
それは魔王城に行く途中での出来事だったのだが、主人公や他の仲間は
止めることをしなかった。
本来であれば、テイマー自身が最も疑問を感じる立場だろう。
だが、一番疑問に思っていたのはテイマーではなく、主人公であった――――
ところで、皆さんは『すじこ派』だろうか、『いくら派』だろうか。
私は断然『すじこ派』である。
この議題は、『たけのこの里派か、きのこの山派か』という議題に似通ったものがある。
どちらも美味しいのに、どうしても分断されてしまうのだ。
ちなみに、私がすじこを好きだという理由は二つ。
一つ目は『かまぼこよりは美味しいから』。
二つ目は
――ここであらすじは途切れている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 22:00:00
4130文字
会話率:33%
火の英精霊に選ばれた勇者フミダーイは順調に勇者道を進んでいた。荷物持ちとして派遣された無能な"豚"を追放する。それは正しい判断のはずだった。しかし、意図せず豚と再会する。そして人間と豚は逆転する。
最終更新:2020-12-26 19:00:00
22553文字
会話率:31%