探偵事務所で働く「関村優也」は「皇子」を探している。
それは比喩ではなく紛れもない事実で、優也の肉体の中には異界の騎士が潜んでいた。
魂のみになり逃げだした皇子を捕獲し元の世界に連れ戻す。それこそが「騎士」の使命であり存在意義でもあった。
ある日、優也は皇子と思しき人物を見つける。けれどその人物は皇子ではなかった。
絶望のあまり追い詰められた優也は次第に精神の均衡を崩し始め、ついには取り返しのつかない事態を引き起こしてしまう。
※ミステリーの公募に出し、一次は通過したものの二次選考で落選したお話です
※市町村名は架空の名前になっています
※苦手な場合は自衛をお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 18:37:05
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会話率:49%