上杉輝虎に仕える軒猿の頭領・五形(ごぎょう)に育てられた少年・芹(せり)は、敵対する武田の偵察中に、歩き巫女の卵・なずなに出会う。
なずなは、巫女道場を脱走した咎により、道場の用心棒・藤袴(ふじばかま)に追われている最中であった。
藤袴の手
を逃れ、芹が五形と共に暮らす春日山へと、身を寄せるなずな。
しかし、藤袴は執拗になずなの命を狙ってきた。
そんな状況下で生活をする中で、絆を深め、共に成長していく、芹となずなの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-19 17:15:22
59462文字
会話率:26%
十六夜の月か数ヶ月後。
春日山城にも雪が降りそそいだ。
そんなある日の出来事。
2012/12/20
フォレストノベルにて掲載
最終更新:2013-12-02 11:57:19
2436文字
会話率:60%
戦国の時代を駆け抜ける。
越後の龍と呼ばれた男、上杉謙信。
その配下ともいえる忍び、軒猿たち。
四回目の川中島の闘いで大切な人を亡くした
軒猿の刻夜。
元忍びの少女、星蘭。
あれから一年後の二人を描いた切ないストーリー。
2012
/11/27
フォレストノベルにて掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-01 14:56:52
1722文字
会話率:61%