小学四年生の吹田万里は、クラスメイトの笛荷千恵子が天才少女ピアニストとして注目されているのを、喜びと焦りの入り混じった複雑な思いで見つめていた。
千恵子ちゃんはプロのピアニストへの道を着実に歩み始めているのに、私は未だに将来の夢が定まってい
ない…
焦りと不安を抱えた万里が選んだのは、国際的軍事組織「人類防衛機構」の少女軍人になる道だった。
そこには彼女なりの深い決意があって…
※ 本作品は「第4回小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 06:45:02
1000文字
会話率:30%