「ミツケタ」 夢の中でその声を聞いた時から、少年の現実は現実から遠ざかっていく。世界各地に出現したダンジョン、そこから這い出るモンスター。たった一本の包丁でゴブリンに挑んだ少年は、倒すと同時に能力に目覚める。「日光が気持ちいい……」光合成と
いう能力により力漲る少年は、時にダンジョンに挑みモンスターと戦い、時に学園で植物に力を分けてあげる。それでも増える一方の力を前に、少年は悟る。「光合成って色々生み出せそう」有り余る力で畑を作ろうとしたら箱庭ができちゃったり、箱庭を秘密基地にしてたら人が集まって謎の組織ができあがっていたり……?これは最強の力を持つ少年が、謎に溢れた日常に挑む物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 18:52:19
34805文字
会話率:38%