この世界の隙間を
共に覗きませんか?
最終更新:2022-04-21 00:00:00
3471文字
会話率:24%
もうすぐ父親になる僕。部屋には母親の手作りの風鈴。心地よい音はするのだが、どんなに風が吹いても「ちりん」とたったひとつしか鳴らない。
ある日の午後、僕は部屋でゆっくりとくつろいでいた。妻は実家で落ち着いている。
そんなゆったりとした時
間の中、玄関の呼び鈴が鳴った。
覗き窓から訪問者を確認すると、そこには僕の父親がほほ笑みながら立っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-15 11:10:39
4348文字
会話率:20%
夏のホラー2014参加作品。
一編目「甘い誘惑」 朝起きると、少年の身体を虫が這っていた。
――甘い。甘い匂いに誘われて、少年は……。
二編目「覗き窓」 予告文表題作。
ある夜、インターホンが鳴り、男が覗き窓から外を伺う。そして
そこに見たものは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-05 20:05:23
11870文字
会話率:40%