「聖女がこんなババアじゃ、国民からガッカリされるんだよ!」
「さっさとどっかに行っての野垂れ死ね! ババア!」
「あ、ああっ……」
城の兵士たちに蹴り飛ばされ、私は地面に倒れ込む。
八十歳になり、仕事のできなくなった私は“口減らし”として
魔物の闊歩する『狭間の森』に捨てられた。
生きながら魔物に食われるくらいなら、と自死を試みるも、翌朝目覚めたら若返って幼女になっていた!?
通りかかった行商人ルシアスと、白虎の半獣人タルトに拾われた私は村の『聖女』になっていく——!
の、冒頭。
いつもの冒頭短編。
続きはないよー。
※アルファポリスさんにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 18:00:00
6751文字
会話率:32%