ボロボロの古びた黒いコートに腐った魚のような眼をした帽子の男──虫取り屋。彼は街角で遭遇した少女──理沙に助けを求められた。
彼女を追っているのは『鬼』。古墳時代から日本に巣食う怪異だった。
執拗に理沙を追う鬼から、虫取り屋は彼女を助
けることが出来るのか。理沙は何故追われているのか?
そして、鬼に襲われる中、理沙は鬼無という町へ向かうことを決意する。
その最中に、彼女達は鬼村と名乗る男と出会い、旅を共にすることに。だが、彼は『皇宮護衛官』──皇室の警備を任された最高クラスの警察官だった。
様々な思惑の中、何も語らない虫取り屋は、どう考えているのか……
虫取り屋怪奇譚 第二章『鬼怪神』ここに始まる……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 08:00:00
243499文字
会話率:32%
天界より流出した『黒い球体』が、怪異を引き起こす。そこに現れ、怪異を消していく謎の男、虫取り屋。白シャツにヨレヨレのグレーの上下、ボロボロの黒いコートを羽織った帽子の男が、赤錆た二丁鎌を手に、不思議な事件を消していく。
球体を手にした
物は、様々な技術や力を手にしていた。果たして『黒い球体』とは何なのか? 虫取り屋の正体とは?
そして、虫取り屋の邪魔する青年──楽園の番人。彼も『黒い球体』を追っていた。三つ巴の戦いの中、最後に『黒い球体』を手にするのは誰か?
『神工知能──アカシア』の秘密とは?
M-WakiテイストのSF伝奇ストーリーをお楽しみ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-13 17:35:38
45373文字
会話率:37%