責任。詞というのは、どれだけ日常切り取るかだと、僕は思います。綺麗なだけのものじゃあ心に響かないンじゃあないの?
とりあえず、お手本です。詞というのは、どれだけ日常を切り取るかですよ。
最終更新:2020-05-10 04:24:44
1456文字
会話率:10%
謎の声に導かれ、いきなり剣と魔法の世界に召喚された浪人生の小坂侑人。
その世界は黒髪を持つ存在が勇者と呼ばれる世界だった。
侑人は自身に宿ってしまった『どんなものでも理解できる能力』という異能の力に翻弄されながらも、慣れない異世界での
生活に奮闘する。
幸運な出会いと日々の生活の過程で、ハルモ教という宗教が国家情勢に大きく影響している事を学び、黒髪の勇者が一般人からは尊敬と畏怖の目で、国家や教会からは政治の道具として扱われる事を知るのだが、大きな力の前では個人の力など無いにも等しい。
争いを嫌う侑人は、異世界で得た新たな家族とも呼べる者達との穏やかな生活を守る為、自分の存在を隠し続ける事を選択する。
しかしそんな侑人の転機は予想外のところから訪れた。
期待に満ち溢れて日々を過ごせるのは前途洋々たる若者の特権であり、与えられた現状で満足できるようになるのが少しだけくたびれた大人の特権だが、若者と大人の狭間で揺れる侑人の選択は――
〔★マークは挿絵有りになります〕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-04 19:00:00
366389文字
会話率:43%