『力は正義なり』『All we need is power』『力こそパワー』…この世には、力こそ全てであるとする言葉が多くあって、私はその全てが大好きだ。いくら頭脳を鍛えたって、金を集めたって、コネを築いたって、最後に勝つのは圧倒的な暴力と
武力だ。だから私は、力を追い求めた。その結果の今の私は、非力、童顔、低身長。頭脳明晰で、周りにはまさしく『ペンは剣よりも強し』を体現したような感じだねーなんて言われる。こう言わせてもらいたい。ふざけるな、と。私は小さい頃から全てを凌駕する力こそを望んで努力してきたのに、手に入ったのは頭脳と金と人脈と地位。そんなチグハグな状況にストレスが溜まりに溜まっていたある日の学校帰り、私はとある運命的な出会いをすることになる。…そう、この、『Epic of Ideal Land』と出会ったのだ。現実を超越した仮想現実の世界で、私、戦部 仁菜は望むものを手に入れるべく奮闘していく。これは、そんな私が鈍器を両手に圧倒的な力を手に入れるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 07:00:00
197031文字
会話率:36%
異世界にて脳筋スタイル幼女が「魔法少女」となるべく奮闘するお話。
最終更新:2018-02-27 20:22:44
6120文字
会話率:53%
はじまりは友人から一緒にやってみない?と誘われたのがきっかけだった…
プレイヤーとなるアバターへのこだわり、プレイスタイルに合わせたステータスの割り振りや技の構築。
定番な脳筋スタイル、一発逆転を狙ったカウンタービルドや魔法特化、後方からの
支援など多彩なプレイが可能なこのゲームで、一際自分の興味を惹いたのは氷系統の魔法だった。
メジャーな火属性に弱い、魔法使い特有の紙耐久という欠点が痛い所だがカッコイイなんて理由で氷特化でキャラが出来上がった結果、攻略組からは「白雪姫」と呼ばれるようになっていた。
いつものように友人とのエリア攻略を終え、就寝の支度をしようとゲームを閉じた時…自分の視界は真っ白に染まっていた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-02 03:02:52
2518文字
会話率:27%