「世界」ーそれは人々の大地となった。「精霊」ーそれは人々の師となった。「魔力」ーそれは人々の力となった。
「精霊」と「魔力」によって「世界」を統治した組織「フェルアント」
それは「精霊」と交わり、「魔力」を授かった戦士、フェルリット(精霊
使い)達の為の組織でもあった。
フェルアントは、若き精霊使いを育てるため、学園を作り出した。その学園の名は「フェルアント学園」。その学園に、ある世界からの入学者が現れる時、歴史は動き出す。
作者は別サイトでも投稿しているため、更新は遅い方です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 20:31:11
1710973文字
会話率:46%
世界に繁栄を促した古の技術、魔法。それの力は、魔力をふんだんに含んだ魔法石がなければ扱うことは出来ず、魔法石採掘に成功させた貴族は絶大な権力を手に入れた。ーーやがて、その権力は暴走し、彼らは国王から貴族優先の政策を手に入れることが出来た。
そんなある日、その国の首都であるアウストラでは、大火災が起きた。多くの家屋が焼き払われ、木材が必要となり、そして首都唯一だった材木売りであるウオンドは、多大な利益を上げた。
ーーそして、そんなウオンドが経営するトラヌスに、一人の義賊が忍び込んだ……。
※本作品の最初の五千字程度は、フォレストブログ、Good nightに掲載されています。
※本作品は作者が掲載している「精霊の担い手」の番外編に当たります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-01 17:00:00
62566文字
会話率:38%