ミケはオスの三毛猫の子猫である。
そのつぶらな瞳と愛くるしいキトンフェイスは、猫好きも猫好きでなくても、思わず「可愛い!」と叫びたくるほど。
しかし、彼にはもう一つ際立った特徴があった。
それは、全身の筋肉がムキムキのバキバキである事。
ミ
ケは毎日筋トレに余念のない、脳ミソまで筋肉の詰まったナイスガイであった、まだ子猫だが。
そんなミケは、更なる筋肉の高みを目指し『筋肉ムキムキの子猫・世界一決定戦』に参加する事を決める。
そこには、世界各国から集まった強敵達に混じって、一人文字通り毛色の違う子猫が居た。
全くもって特徴のない地味な子猫、その名もジミー。
ジミーも彼なりの一見深そうな事情をかかえて大会に参加していた。
そして、ミケは、ジミーとの出会いをきっかけに、大会とはあまり関係のない事件に巻き込まれていくのだった。
この物語はそんな、ミケとジミーの悲喜こもごものドタバタギャグストーリーである。
(ギャグ中心なので、ほとんどバトルシーンはありません。)
※「カクヨム」の方にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 23:00:00
41488文字
会話率:48%