小中高と不登校、大学も中退。グダグダな人生を送っている引きこもりの天見とうま(19)は、故郷の新潟を出て山形のブラック農家「赤根農園」に就職する。
スーパーへの出荷、野菜の収穫、終わりの見えぬ袋詰め地獄……さらには仙台のイベントで産直販
売。初めての仕事にも必死に食らいついていく天見。腐っても農業高校卒だぞ、なめんなよ!
スローライフの「ス」の字もない厳しい大自然に、テンションの高い男たち。重労働と笑いと涙と山形の美味しいご飯。景色も文化も方言も違うなんて、これはもう異世界みたいなもんですね。早く新潟に帰りたいです。
第24回電撃大賞、第1回富士見ノベル大賞で一次通過。
マジで誰でもいいから、俺の愚痴を聞いていってくれよ。山形で友達ができなくて寂しいんだよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 21:04:46
107078文字
会話率:46%
市立総合病院につとめる平木は幼いころから異形のものをみることができた。
ただし見えるだけ。
なぜかまとわりつく小さな黒い毛むくじゃらの異形と平平凡凡に毎日を過ごしている。
異形をスルーしつづける習慣のせいかあまり対人スキルがあがらなかった平
木には、
最近よく話しかけてくる西沢のその意図がわからない。
*******
第24回電撃大賞2次選考落ち作品を改稿しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-24 21:00:00
32355文字
会話率:22%
「ぼく」は四年に一度人魚たちが訪れる村に住んでいる。
両足のない少年と四本足をもつ人魚姫。二人は四年に一度の祭りのたびにふれあい心を通わせていた。
第24回電撃大賞1次選考落ち作品
この作品は自ブログ「むぎごはん」(http://m
amemugi.blog18.fc2.com/blog-entry-147.html)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-09 17:58:20
22686文字
会話率:49%