しがない中間管理職に就く山田タツヤは日々の労働に勤しんでいる。
そんなある日、昔からかわいがってくれた爺さんが亡くなり、遺言で家をもらうことになった。
死んだ爺さんの家に住むことになった山田は昔から絶対に入るなと言われていた禁断の部
屋に入ってみることにする。
その部屋はなんと異世界の開拓村にある家に繋がっており、そこには小さな女の子が待っていた。
女の子から爺さんが伝説とまで呼ばれた大魔導士であることを聞いた山田は爺さんの遺志を継いで現代の魔法使いとして生きることにする。
女の子と使い魔の黒猫に魔法を学びながらいつもの社畜暮らしをしていると、異世界の開拓村村長に次の村長になってほしいと頼まれてしまった。
村を発展させ、異世界でスローライフを楽しめるのではと考えるが、中小企業の係長でしかない山田にはそんな金も時間もない。
そんな時、現実世界で死んだ爺さんが所属していた退魔師業界というものを知り、さらにはそこで大金を得られることを知ると、山田は人生逆転への道を歩むことになる……
異世界村でスローライフを目指す最強大魔導士のおっさんが現代に巣くう悪魔を倒し、人生を逆転していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 12:00:00
426835文字
会話率:55%
ショートショートです。彼女は俗に言う〈物が捨てられない女〉。そんな彼女に、俺は捨てられた。彼女が仕事から帰ってくる前に、荷物をまとめて出て行かなければならない。情けない気持ちになる俺の目に、彼女の部屋のドアが映る。その部屋には一度も入った事
がなかった。彼女に禁じられていたからだ。いったい中はどうなっているのだろう…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 16:44:29
4304文字
会話率:12%