魔王が復活し、言い伝えどおりに勇者が召喚されたらしい。
そして、結婚を誓い合った彼女が聖女だった。
俺のものだったはずの彼女の心は、彼女と結婚するための儀で俺が留守にしていた間に勇者の力に拐かされ、そして……
彼女は俺の目の前で勇者に唇を吸
われ、俺の事は愛していなかったと言い残して、勇者とともに村を出て行ってしまったのだ。
許さない。
勇者も彼女も。
絶対に許すものか。
◇ ご注意 ◇
なんだか勇者の寝取りが流行っているみたいなので、自分なりに乗ってみました。
異世界転移を謳っていますが主人公はもちろん寝取られる側、現地人の狩人です。
主人公は、世界観から見てのチートらしいチートは持っていません。
この物語は、狩人側も勇者側も魔王復活に関わる各国の思惑の中で少なからずの影響を受けながら進む群像劇となっております。
なので速攻壮快な寝取られ復讐物語にはなりませんことご理解ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 19:00:00
196485文字
会話率:39%