死んだ直後に、偶々仕事してくれる人を探していた神御使さまに声をかけられました。
「神様が管理している複数世界に存在する書物を好きなように読むだけの簡単なお仕事です」
「不老不死で衣食住完備。飽きたらいつでもやめれる上に、勤続年数によっては
ちょっとだけ転生サービスします」
なんて言われたら、生粋の活字中毒としては、断る理由はありません。
異世界にはどんな本があるかな〜〜。と、軽い気持ちで引き受けて、気づけば千年単位で読書三昧してたら、さすがに少し飽きてきたので……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-17 21:15:29
6456文字
会話率:8%
一日の時間は神様が読む本でできている。静かな夜明け前の時間は意外にナルシスト。今日も何やら騒いでいる。
最終更新:2013-02-05 12:00:00
978文字
会話率:0%