すべての始まりは、新月。
その日に一人の吸血鬼と一匹の人間が契約を交わした。
二人が生きる夜の世界を共に歩むこと。自分の命を助けること。
互いが承諾した契約は呪いになるのかもしれない。
吸血鬼と人間、似て非なる矛盾の塊。何かを抱えてい
るひとりぼっちと荷物を捨てたいひとりぼっちのちょっとした夜のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 17:41:43
6876文字
会話率:32%
ひだまりのねこさん主催、集まれエッセイ企画参加作品です。
自分の発信活動者としての話を、自分語りを交えつつただただしてる物にございます。ちょっと奇妙な方面の話もちらほらと。
こんな、自分すらよくわからん乱文でも、企画の賑やかしになれば幸いで
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 21:56:35
2948文字
会話率:0%
人とは、パラドックスであり、矛盾の塊である
いつかの偉人はそう言った。この世界なんて矛盾だらけで、理屈が簡単に通るほど甘くはない。
僕はある日夢をみた。矛盾を嫌い、矛盾を司る、存在が矛盾している神様に俺と幼なじみの少女、杞槍季咲は出会い、あ
ることを告げられる。
「お前たち二人は先程死んだ。そこで死んだお前たちに提案がある。お前たちで言う『異世界』に行ってもらい、七つある種族を統一し、矛盾のない世の中を作ってもらう。少年には『全てのものを防ぎ、絶対に貫かれる事のない盾』を、そこの女には『貫けないものはない槍』を授ける。報酬は『真実』だ」
これは矛盾した世の中を統一し、俺が死んだ謎を解き明かす、一つのお話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-16 17:07:53
8798文字
会話率:42%