とある大陸の三つの国は対立することが多く、度々戦争が起こってしまう。そんな三国―フォルト王国、アミガヴェル王国、コレット王国―がにらみ合っていたある日、フォルト王国域にて空が禍々しい玄に覆われる現象が起きた。そしてその闇の中から伝説と謳われ
る幻獣が現れた。一度目は何とか凌いだものの、損害は大きく、とても戦い続けられる状況ではなかった。そして幻獣は立ち去る時、一年後にまた来る。と言い残した。そこで王、ツヴァイオレン・ドルトニア・フォールトは自国兵の中から7人を選抜し、「真紅の騎士団」を結成すると発表。果たして幻獣を打ち負かすことが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-25 23:22:09
11385文字
会話率:41%
人類は、その繁栄と引き換えに環境や他の生物を犠牲にする事で、生命の頂点に立った。
しかし、地球という生命体の一部であるはずの人類が、自らの過ちに気が付いた時には他の生命体による反抗が始まっていた。
人類と唯一互角に戦えた”獣”は、
姿形を変え最大の脅威となり、圧倒的力と数で人類を駆逐していった。
その目的は害しか生み出さない異物としての排除であり、今や激減した人類の未来は”存亡”と言う果てしない戦いを彷徨うだけだった。
海に浮かぶ何でも屋の空母アストレイアに来た新米のパイロットのジュイチは、直面する”獣”達との戦いに巻き込まれながら成長し、数々の試練を乗り越え未来を模索する。
そして、一緒に戦う事となった女性戦車指揮官のエイトは、ジュイチと同じ紋章の銃を持ち、第二の人類クリムゾンナイツの鎧にも同じ紋章があった。物語は複雑に絡み合い、謎は深まる……。
進化するのは”獣”だけじゃない……未来を手に入れるキーワードはそこにあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-16 11:00:00
169940文字
会話率:53%