異世界を渡り歩く男が転移した世界での物語。
1つの願いを叶えて貰った男は、代償として異世界を巡る役目を担う。
異世界に必ず1つあるという力を求めて、異世界を渡る。
異世界から異世界へ渡る為に必要な事、それは
人々の記憶から消される事。ど
んなに立派でも、親友がいても、愛する人がいても、
男の記憶は一切残らない。
今度の世界は
異能を使う未来か
理論武装した現代か
剣と魔法のファンタジーか
男の役目には名称がない。だから自分で決めた。
異世界を巡り旅をする者『異世界旅行者』
「君は何があっても貫く意志を持っているかい?何としてでも叶えたい願いはあるかい?
その命を捨てても?」俺は迷わずYESと言った。
「俺が見えているのか?」……
「理由が無くては貴方に会ってはいけないのですか?貴方が納得できなければ会う必要が無いのですか?」……
「身の程を弁えろ、勇者の犬が」……
「頼むよ……助けてくれないか?此処で終わるわけには行かないんだ!」……
「待っていました。あなたの言葉を…」
きっとあなた方は忘れてしまう。それはいい。そういうものだ。だからせめて今は笑っていてくれないか……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 18:24:56
259358文字
会話率:48%