一族に決められた婚約者と愛人からの嫌味と嫌がらせからに、同じ一族からの蔑みに他の一族から一族へのうっ憤晴らしと日々溜まって行くストレスを発散すべく、ざまぁ!な小説を肴に一人酒盛りをしていた美緒。
目が覚めたら見知らぬ草原で、やって来た王子様
のような美貌の青年には「異世界人」と言われても訳が分からない。
とりあえず王都で保護して貰えるとの事だが、美緒は即座にそれを断った。何故なら美緒は権力者が大嫌いな上に、一族の中では底辺の強さとは言え妖怪、それも鬼なのだから!
弱いという理由で冷遇されて夢を諦めた美緒が、夢をかなえるために頑張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 22:28:35
5171文字
会話率:54%