幻想郷では賭博が大ブームとなっていた。そんなある日、豊聡耳神子の元に地霊殿の主である古明地さとりから手紙が届く。手紙には、「一度お会いしたいので、是非地霊殿へいらしてください」と書かれていた。神子が地霊殿を訪ねてみると、さとりは神子とポー
カーでの勝負を望んでいるようであった。そうして能力でお互いの心を完璧に読み合った上での頭脳戦がはじまる。
"異常聴覚と読心術を駆使した超頭脳心理戦"
※注意
・この作品は東方projectの二次創作です
・たいあっぷの東方ラノベコン2022に応募していたものを挙げ直したものになります(https://tieupnovels.com/tieups/1924)
・Youtubeに上がっているMMD紙芝居"神子vsさとり ボーカー対決"と一章の内容は大体同じもので、同一作者によるものです
※作者のコメント
・MMD紙芝居を作るのは大変なので、こちらで続編を挙げられたら良いなと思います
・最近例大祭に行ってきましたが、私も出展できたらいいなと思いました
・神子とさとりの組み合わせを広めたいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 22:45:14
21800文字
会話率:36%
両親の事故死というショックから異常な聴覚を持つことになり、そのせいで騒音に満ちた毎日に苦しむ中村龍二(なかむらりゅうじ)は残された妹の空(そら)と共に毎日を懸命に生きていた。そんな龍二が復活した魔王を倒す勇者を呼ぶための召喚魔法によって異
世界に転移してしまう。
しかし、転移した先は無限に続く白い世界と女神を名乗る女性が一人だけ。その女性は異世界で生きていくために召喚者の肉体の強化と願いを一つだけ叶えると言う。龍二は迷うことなく元の世界への帰還を望んだが、帰還のための送還魔法は失われてしまっていて不可能だと言われてしまう。それならと変更してもらった転移先は、世界中のありとあらゆる知識や技術が記録された本が保管されている巨大な図書館のような場所であった。そこにある本を調べて分かったことは、結局元の世界に戻るための送還魔法が存在しないということだった。
そこで龍二は帰る方法を自分で探すことを決意する。そのためにまず龍二がしたことは、必ず生き残るために自分を鍛えることだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-03 06:00:00
8471文字
会話率:32%