時折訪れる異世界への問答無用のとりっぷ。そこで必ず出会う金髪碧眼の天使。子供を守りぬくと、元の時間帯へ戻ってこれた。
だからありすは、このとりっぷの訪れを楽しみにさえしていた。
・・・今までは。
「似合うよ、ありす」
「だから、あたしはわん
こじゃないっ!」
首輪をはめられ、帰ることの出来なくなったありすと、ありすを探し続けた代々の金髪天使の、もしかして恋に発展するかもしれない物語。・・・多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-26 12:00:00
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会話率:22%