生者と死者の2つに人間はいつも分けられる。
「もし、死後に世界があるならば・・・」
そう願っていた世界は実在した。
魂という形となったほとんどの死者たちは並び、次の転生を待った。
だが、自ら償いを希望した青年は組織に入ることになる。
そこで
は全員の共通点があるが、すぐに異質扱いをされてしまう。
それでも構わずに1人でリストを片付けようとするが、罪の重荷を最初から理解している彼は隙だらけだった―――――。
狩る者と狩られる者。
哀情、諦観、無心・・・さまざまな感情に心が揺れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-24 22:55:13
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会話率:22%