日本が世界に誇る生産設備〝金型〟。
船橋佑樹(主人公)はそれを作り出す若き職人として日々研鑽を積んでいた。
ある日、佑樹は交通事故に遭い命を落とした佑樹は〝異世界〟へと転移。
鍛冶職人として生きていた。
佑樹のその優れた鍛冶職
人としての腕を見込んでとある冒険者から〝最強の剣〟の製造を依頼されると、〝最強の剣〟と聞いて日本刀を思い浮かべた佑樹は異世界で日本刀を造り出す。
日本刀を造り出した佑樹の名声はさらに上がっていく。
しかし、金と名声を浴びるそんな中でも、佑樹は人知れず不満を抱えていた。
その理由が、「本当は金型が造りたい」だった。
しかし、近代的な技術を必要とする金型製造はこの異世界では不可能。
せめて金属を加工する機械さえあれば……。と考えるがもちろん異世界にそれは無い。
半ば諦めていた頃、佑樹は魔女の再来として世間から疎まれる存在、〝魔力持ち〟の少女エルに出会う。
佑樹は〝魔力持ち〟である彼女ならば錬金魔術が可能なのでは?はたまた、それが工作機械の代用となり得るのでは?と考えるようになり、その思惑をエルへと伝え、金型製造の協力を仰ぐのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 21:32:14
85355文字
会話率:32%
わたしは異世界勇者である、チートはまだない。
家に籠もってクラフトゲームを極めていたはずのわたしは、ひょんなきっかけから異世界に来てしまった。
目の前に広がっているのは魔物の棲む草原、火口の住人、氷の洞窟……見るもの触れるもの1つ1つがど
こか不思議でちょっと面白い、まさにファンタジーの世界。
着の身着のままで転送された上、チートを貰い損ねてしまったわたしは、それでも異世界勇者になるために爆走します!
これは、元の世界に戻るために異世界勇者を目指すわたしと、星の神子になりたい女の子が紡ぎ出す、友情の物語。
リナ 「わたし達の名声が、全世界に!」
ソフィア「『リナとソフィアの異世界冒険日記』始まりまーす!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 11:06:00
129621文字
会話率:52%