両親の呪いに生きる少女……贖罪の呪いに生きる少女。
過程は違えど、二人は出会うべくして出会った。
そして二人は最後までお互いに一緒に生き続けた。
注意書き:この話はフィクションです。そして作者はこの作品のジャンルが良く分かってお
りません、とりあえず恋愛っぽい最後なので恋愛という感じです。
前半は結構重めのつもりなので、好みじゃない人はブラウザバック推奨、誤字脱字、誤った文法が許せない人もブラウザバック推奨です。
あとがき・設定集は別作品として出す予定です。
初執筆・初投稿ですので温かい目で見て頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 13:30:18
9221文字
会話率:18%
その日、公爵令嬢ティアーナは無実の罪を着せられ、断頭台にて処刑された。
人々の中に映る『ティアーナ』は、これ以上ない大悪女だった。
戦争を引き起こし、たった一人の令嬢を苛め抜き、ただ一人の男を手に入れるため帝国中を混乱に陥らせた主犯だった。
だが、最後まで抵抗し続け無念の死を遂げたティアーナの本当の姿を、優しさを知る者は、大いに憤慨した。何故、ティアーナを殺されねばならないのか。
例え無残な最期となろうとも。誰に恨まれようとも。
ティアーナを嗤い、ティアーナに責任を擦り付け、そしてティアーナの存在を抹消しようとする民よ、帝国よ。
潰してやる。殺してやる。壊してやる。ティアーナの無念を、刻み付けてやる。
――これは大切な人を失ってしまった者達が描く、救いのない復讐である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 22:33:15
363167文字
会話率:35%