「どうか魔王を倒し、カーケル大陸に平和をもたらしてくれ!」
神にチートをもらい、異世界へ魔王退治に行くことになった主人公。はたして彼は魔王を倒して英雄になることができるのか。
「え!? 俺以外にもこの世界に来るの!? じゃあ何もしなく
ていいじゃん!」
これ幸いとばかりに観光を楽しもうとするが、行く先々で厄介事に巻き込まれて……?
旧題「天才弓兵の英雄への道~弱い恩恵でせいぜいがんばってね~」
「神からもらった借り物の力を振りかざして、何が英雄だ」
餓死寸前のところを冒険者の少女に助けられた主人公。訪れた町で目にしたのは、お互いに憎み、傷つけ、距離を取り合う人々の姿だった。──第一章「魔物と人と冒険者」英雄、希望、初恋
「ああ、そうか。俺、この森がどうなろうがどうでもいいって思ってるのか」
美しい泉があるという森に足を踏み入れた主人公。魔物に襲われていたゴブリンを助けるが、人間と同盟を結んでいるはずのゴブリン、オーク、エルフに突如攻撃されてしまう。この異常事態にはどうやら転生者が関わっているらしく……?──第二章「傲慢の森」侮蔑、失望、改心
「だが今は違う。お前に勝つことは、『やらないといけないし、できること』だ!」
迷宮によって賑わう町を訪れた主人公。そこで、地図を作っている少女と行動を共にすることになる。彼女の想いに触れて憧れさえ感じる中、町は突然混乱に陥る。迷宮内にしか現れないはずのモンスターが町中に現れたのだ。 ──第三章「飲み込まれていた町」復讐、失意、決意
「やる前から『できるかどうか』を考えるのは、もうやめよう。『やるべきかどうか』は俺が決めればいい」
山を越えて海沿いの町に来た主人公。広い世界に憧れる盲目の少女と過ごす中、この町の過去、そして変えようのない未来を知ることになる。期限は一週間。死を受け入れた少女の前で、彼は人生を見つめ直す。──第四章「過去から目をそらさないで」再起、払拭、救済
「俺は英雄になりたいんだ!」
魔王国の目前、王都に辿り着いた主人公。もう迷いはない。彼は戦うだろう。追いかけてきた過去と争うことになろうとも、止まることなどあり得ない。決戦は近い。しかし、いまだ終点は遥か遠くに。──第五章「決戦は終点ではなくて」集結、終結、返答
※マグネット様でも同タイトルで掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-05 17:00:00
278887文字
会話率:49%
17歳で異世界に巻き込まれた側として召喚され、意味不明な職業のおかげで攻撃スキル0な俺。勇者と一緒に魔王討伐へ出発し苦節3年の果て、遂に俺は勇者パーティーから外されてしまった。だが、俺は少しも悲しくないぜ!!俺だってそろそろパートナー(女
)が欲しい!!
己の便利さを売り込みつつ俺は相方(女)を探す冒険に出る。一家に一台、いえ一パーティーに一人。俺いかかですか?
※ご意見、ご感想、レビューお待ちしています。
※修正の一報を入れずに申し訳ありません。30話までを一度削除しました。土日を用いて以前の36話までを再投稿したいと思います。栞は31話に再設定して頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-09 01:04:54
50988文字
会話率:54%