初代国王を支え、建国に尽力した吸血鬼のスフラ。
それから300年の時が過ぎ、ただ一人生き続けるスフラは、いにしえの魔女として国の英雄となっていた。
英雄としての堅苦しい生活に嫌気がさしたスフラは、“長い寿命を持つ自分が人と深く関わるのは良く
ない”というのもっともらしい理由をつけて表舞台に立たなくなっていた。
そんなスフラがふとしたキッカケで王国一の剣豪にして鬼の副隊長と呼ばれるガルドと出会い、凶悪な顔に似合わず、優しい性格をしたガルドに気がつき、押せ押せどんどんで迫っちゃう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-19 18:36:44
6295文字
会話率:31%