獣人の国に生きる私。けれど、私にはふかふかの耳や立派な尻尾がついていなかった。
そんな私は力も弱く、役立たずとして、父親に捨てられてしまう。
しかたない、とすべてを諦めた時、突然優しい声が聞こえて……。
「おまえ、どうした?」
*拾われた
女の子と獣人たちのほのぼの騎士団ライフ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 12:53:26
35582文字
会話率:29%
僕の名前は天城夕(あまぎゆう)。ちょっと有名な病気に体を蝕まれた、ごく普通の16歳だ。突然だけど、こうして記録を残そうと思う。何故なら――僕の命はあと数日で終了するからだ。どうやら、病気は僕の命の灯を吹き消すほどの距離まで近づいてきたらし
い。ということで、後々の為にこれを残す。何年後か分からないけれど――将来、再び僕が目覚める、その時まで。このノートが残っていますように――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-24 18:09:46
17640文字
会話率:36%