あるクリスマスの夜。飼い猫をコートの中に入れて歩いているとトラックに轢かれて死んでしまう。
朦朧とする意識の中飼い猫の無事を祈るが最後に見た姿は力なくぐったりと横たわる飼い猫の姿だった。そして意識は刈り取られる。
再び起きるとそこは森
の中だった。手足はちゃんと動くし、土の冷たい感じも分かる。
訳が分からなく周りを見渡すと、すぐとなりに全裸の美少女がいた。
そして、そこから主人公と少女の旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-07 19:00:00
89763文字
会話率:28%
僕の名前は天城夕(あまぎゆう)。ちょっと有名な病気に体を蝕まれた、ごく普通の16歳だ。突然だけど、こうして記録を残そうと思う。何故なら――僕の命はあと数日で終了するからだ。どうやら、病気は僕の命の灯を吹き消すほどの距離まで近づいてきたらし
い。ということで、後々の為にこれを残す。何年後か分からないけれど――将来、再び僕が目覚める、その時まで。このノートが残っていますように――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-24 18:09:46
17640文字
会話率:36%