猫は好き、人間は嫌い。
これは私が常日頃から思っていることです。
人間は私のことをバカにして蔑む、でも猫はそんな私を癒してくれる。
だから私は学校に行かずに両親と暮らしている家の一室に猫一匹とともに引きこもっている。
もういっその
こと死んで転生とかしてみたいなあ。
『そんなに現世が嫌なのかい? 転生ができるとしたらやってみる? 河合海凪さん』
なにか頭の中に女の人の声でしゃべりかけてくる…… しかもなんで私の名前を知っているの?
「できることならしたいですが……」
『じゃあ、少し痛いかもだけど我慢してね♪』
「え?」
謎の声がそう言った瞬間、私の胸付近に鋭い痛みが走り猫耳と尻尾が生えた猫娘と共に裸で空から落ち始めた。
こうして私は異世界に放り出されたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-30 15:08:32
36564文字
会話率:56%
傾国の美女は、魅了魔法で王子や、貴族の息子たちを虜にする。
婚約者を取り戻そうと、公爵家の賢姫は戦いを挑んだ。
……ここまでは、よくある話。
違うのは、賢姫に優秀な猫耳参謀がいたこと。
「にゃ……婚約破棄なんて、絶対にさせません!」
これ
は、悪役令嬢の逆転劇のために暗躍した、救国の医者の物語である。
※R15は、主人公が魔法医師のため。ケガ人を治療する場面もあります。
※短編「公爵令嬢の猫耳参謀、観察日記」の連載編です。
※こたつに入っていたら、猫が膝の上に乗ってきてゴロゴロ言ったので、にゃんこが主役になりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-01 15:01:47
149488文字
会話率:43%