おねえちゃんは、とても『そうぞうりょく』がはたらきます。
おねえちゃんがうごかすと、どのにんぎょうも、ほんもののにんげんみたいに、あるいたり、しゃべったり、かんがえたりしはじめます――
この短い物語は、作者であるアウローラが、自身の
「妹」に取材したことをもとに書いたものです。
自分と妹とが幼い頃に楽しんでいた『物語をつくる遊び』の様子を、妹の視点から語っています。
作中に出てくる「おねえちゃん」というのが、アウローラのことです。
ちなみに、作中に姉妹の名前が出てくるところがありますが、当然、本名ではございませんので、念のため……
※個人サイト『時空跳躍ターミナル』にも同作品を掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-27 21:16:48
4047文字
会話率:27%