その子は魔法使いの名家と知られる貴族の家に生まれた。しかしその子には魔法を扱える資質がなく、家庭では冷遇され侮蔑され差別され、世間からも存在を消されてしまった。そして最後の扱いは、森に捨てられるという惨い仕打ちであった。だが、捨てる者がいれ
ば拾う者もいる。本来ならば森の魔物どもに喰われるべき子供は、老いた竜に拾われた。やがて子供は老竜と親子の関係となったが、それも長くは続かず、寿命を悟った竜は自身の力の全てを子供に託してのだった。残された子供は、自由に生きると決めて、未だ見ぬ世界へと歩き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-21 00:00:00
52431文字
会話率:31%
その子は魔法使いの名家と知られる貴族の家に生まれた。しかしその子には魔法を扱える資質がなく、家庭では冷遇され侮蔑され差別され、世間からも存在を消されてしまった。そして最後の扱いは、森に捨てられるという惨い仕打ちであった。だが、捨てる者がいれ
ば拾う者もいる。本来ならば森の魔物どもに喰われるべき子供は、老いた竜に拾われた。そして4年後、亡くなった父竜の遺言に従って、レイル・ヴリトラは学院に通う事となる。魔法は使えないが、その代わり物理で殴る。魔法が使えない落ちこぼれと言われた少年の学院生活が始まる!
※見切り発車故に後のストーリー展開がごちゃごちゃになってしまったので、この作品はひとまず完結として新たに投稿するつもりです。
改訂版、出ました!http://ncode.syosetu.com/n9331ct/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 08:54:56
48034文字
会話率:39%