昭和初期の知られない赤いクマの人形キャトルくま。
いつの代からか、キャトルくまは居間のサイドボードのこけしらと並び、主人公洋一の冴えない人生を眺めていた。
両親を亡くし、家に一人となった40過ぎ独身の洋一は、職場の介護施設でのレクレー
ションで、職場の女子からに頼まれて漫才をすることとなる。漫才はかつて、洋一の冴えない人生に細やかな光を差した希望であった。
一方、洋一は全てをリセットといって、家中の断捨離を始め、捨てるもの残すもので分別を始めた。洋一は初めて赤いキャトルくまを手に取った。キャトルくまは捨てる側にいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 23:30:52
14065文字
会話率:50%
中川一樹とその妻の里奈は、何不自由のない生活を送っていた。妻の里奈の妊娠をきっかけに親友の妻のトラウマが蘇り、殺意の動機になる。
親友の妻が狙っていると分かった時、危機一髪で10年前に亡くなった飼い猫セナの不思議な力を借りた。里奈が襲われる
数時間前にタイムスリップ。
何とか間に合った一樹は里奈とお腹の子供を救う。
氷山の一角の下に眠る潜在意識が良くも悪くもとてつもない原動力になりうる。又、人間と動物の愛の繋がりが、奇跡を起こす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-25 15:40:15
2801文字
会話率:8%
唐突だが俺は死んだらしい、そして神様っぽい奴に違う世界で転生しろとか言われて。
気がついたら熊のぬいぐるみになっていた。
これは転生するはずだった魂が転生できずに人形に宿り、少女や他の人形達とほのぼのと暮らしていくそんな……バイオレンス
な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-10 20:47:24
6204文字
会話率:44%
蓮(れん)が教室に入ろうとしたとき、蓮と同じ中学校で生徒会長をしていた女子生徒|(神楽坂 音羽)が熊の人形で遊んでいるのを発見してしまった。それを口止めされた蓮は係り決めの時にボーっとしていると、学級委員長になった神楽坂が話をテキパキと進め
たため副学級委員長になることになってしまった。そんな二人を中心に発展していく学園ラブコメ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-08 13:42:20
7854文字
会話率:37%