近年の焼肉家になろうにおける食者の質の低下には目を覆うものがある。
私は焼肉マスターとして、一言物申す!!
※このエッセイはギャグです。
最終更新:2021-06-14 05:32:37
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会話率:24%
二十五歳になってもロクな仕事も見つけられずニートな生活を送る俺、有栖川 尊(ありすがわ たける)は二十六歳になる年の春にとあるラーメン屋の店主になる。
俺の営むことになったラーメン屋はごく普通のどこにでもありそうな老舗だ。
職がなくて困って
いたし、ラーメン屋ならラーメン作るだけだから楽だろうなどという安直な考えで易々と受け入れた店主という役割。
それはそう簡単なものではなかった。
前の店主が病気で仕事ができなくなったとかで業務の引き継ぎがあったが、引き継ぎはわからないことだらけ。
バイトは雇ったばかりで慣れてない。
そして一番の問題点は、焼豚の仕入れ先である河原精肉店さん、いつも届けに来てくれる娘さんが厄介者なのだ。
娘さんの名前は河原 冬香(かわはら とうか)さんだ、年齢は高校生と言ったところだろうか
なんせ二言目には自分の作った焼豚を売ってくるのだ。
追い返すのに一苦労、正直怠い。
そんなある日のこと、いつも通り河原さんを追い返していると、突然、俺たちを謎の光が覆い、俺らはその光の源に吸い込まれるように現実から姿を消す。
やっとラーメンが作れるようになって仕事もこれからだってのに……。
また転職だよ……。
しかし、目を覚ますとそこは広大な草原、隣には河原……さん?!
俺たちが前までいた世界とはまた別の世界で新たな一歩を踏み出さざるを得なかった俺はこの先に抱く不安(河原さん)を抱えながら広大な草原をひた歩く。
最初に見つけた街とは一体?!
転職というか転生した俺と焦げ肉好みの河原のてんやわんやで大騒ぎな異世界冒険譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-10 12:34:25
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会話率:47%