節分は異世界でも大人気……ではありませんが……
グーレラーシャ傭兵国の外務担当官ラズリアナ・カザフは大型ショッピングモール「ソートン」の節分フェアの陳列棚で狂喜乱舞していた。
前世ぶりの節分、恵方巻きと節分豆……
日本文化を平和に楽しみたい
のに自分の資格のせいで傭兵業務がこの後待っている……
傭兵ギルド管理官長の馬鹿〜
平和主義なのに戦闘文官という二つ名? をもつラズリアナは節分を出来るのでしょうか?
にゃん椿3号様、オカザキレオ様共同企画
ハッピー豆まきプロジェクト参加作品です。
遅刻しまくりですが。
ラズリアナ・カザフは私の駄作
傭兵国に生まれました…平和惚け上等!
の主人公です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-05 13:05:25
4550文字
会話率:25%
一つの湖、一つの島、一つの縦帆船しかない小さな箱庭のような世界のはなし。この世界は、宇宙に浮かぶ星の中にある。新たな故郷を探すため、遠い昔に作られた星の船。今となっては、それを知るのは、世界の管理を任された人の形をした人ならざる物だけ。
人々は小さな箱の中、のんびりほのぼのと暮らしていた。
主人公は、湖で唯一の船を持つ湖賊の少年船長。
船に乗り、数多の場所、人々と出会う運命にある彼は、知るかもしれない、うしなわれた幻想の海への道を。
隠された美しい母なる海の境、海界(ウナサカ)の行方を。
悲願の達成を迎えたとき、星の外に旅立つものたちは、はじめてみる海と空に浮かぶ故郷に、これから始まる長い旅路に思いをはせた。
そんな閉ざされた小さな世界のちょっとした謎と不思議と、何の変哲もないまったり淡々とした平凡で適当な、おかしな日常、意味不明系な話。
改定版は「みずうみのうみの船-泡にたゆとう海の境(ウナサカ)へ-」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-21 00:06:08
56895文字
会話率:33%