2011年の春。桜の木と下から始まる穏やかな話。
最終更新:2017-06-12 16:49:56
6055文字
会話率:60%
他の街に比べ、梅雨が長い町、湖ノ上(このがみ)。怪我が原因で高校生活を部活にかけていこうと誓っていたものの、退部を余儀なくされた少年、市川拓海と、親のプライドだけのために行きたくもない進学校へ通うことになった少女、糸井杏奈が出会ったのも雨の
日だった。互いにモノクロの世界を生きる二人は、街の高校生の間で流行っている「噂」をきっかけに、近づき、ぶつかり合い、互いの傷を癒していく。雨の日々の先に、見えた二人の世界は、どんな色を帯びているのだろうか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-24 22:50:45
33938文字
会話率:46%