派手じゃない 小説家になろう　作者検索

金髪でもなければ、化粧が派手という訳でもない。服装が奇抜な訳でもない。 それでも存在感が人とは大きく異なっていた。 アンタ、何でこの場所に来たの? こういう場所、嫌いっしょ? 注意事項1 起承転結はありません。 短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。 注意事項2 鏡花の両親の話。折りたたむ>>続きをよむ

　ごく普通の高校生活を送っていた、人とは少し違う性格を持つ向井蛍。そんな彼の友人の杉山涼太。高校で窃盗事件が起こっていたある日、彼は向井にこう切り出す。 「俺たちで怪盗さんを捕まえないか？」 　有無を言わさず、杉山に付き合わされる向井。やがて、人の心が読める宮野楓、未来を予測する藤一成も加わる。そして、少し奇妙な彼らの日常に、神隠しを起こす「烏」という存在も絡みはじめ― 　 　日常のなかの非日常。派手じゃないけど、平凡じゃない物語。 折りたたむ>>続きをよむ