好きな場所の一つは水族館である。
あの薄暗く、青白いライトに照らされた世界が好き。
しかしもっと大きな視点で眺めると、また別の事が浮かぶ。
水槽の中の魚が此方を認知しない様に、観客もお前を認知しない。
入れ子構造みたいだね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
人が多く集まる場所に、一人で行くのが好きで。
ほら、神様になった気分になれるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 11:59:07
826文字
会話率:36%
グッピーは赤ちゃんを産む魚――――卵をお腹の中で孵して稚魚を産む。
私はその産仔(さんし)の様子をじっと見つめていた。次々と生まれてくる小さな稚魚たち。
私は熱帯魚が泳ぐ水槽を眺めるのが好きだ。ぼうっと何時間でも眺めていられる。
彼らはい
つも私を癒やしてくれる。
と、母魚はくるりと稚魚に振り向き、稚魚をパクリ……。
それを目にした私は――――。
涙と共に叫びがとまらなくなった。
※旧タイトル「グッピーと私」再投稿版。
※本作は流産を扱っています。人によってはご不快になることもあるかと思いますので、ご了承の上お読み頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 14:04:22
7763文字
会話率:41%