60歳を前にして癌を患い、一年間の入院をよぎなくされ、手術をして
退院はしたのですが、いつ又転移や再発をするかもしれない状況で、
いやでも死というものと向き合わざるをえなくなり、
そこで自分史を書き始める事にしました。
まずは父のことからと
思い、調べ初めると自分が知らなかった
渡鹿野島の歴史が見えてきたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 16:14:56
5019文字
会話率:1%
昭和二十年の東京大空襲で負傷した湊子は海軍病院に入院するが、肺炎を併発してしまい幾ばくも無い命になってしまった。
心を寄せる山野中尉は、戦艦大和に乗り組み、四月七日の水上特攻で帰らぬ人になってしまう。
山野の戦死を知らぬまま息を引き取る湊子
は、その思いの強さゆえ、肉体は滅んでも生きる意志を持ったまま時かける少女になってしまった……。
湊子の時空を超えた旅が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-14 08:13:03
154350文字
会話率:59%