Never Garden < 三芒星編 >の続編です。
ゴミ山で暮らす世界中の子供たちがある島に集められ暮らし、生きる喜びと力を自分のなかにみつけていくお話です。自分個人の中にあるものを発見すれば外に求める手をおさめ、ありのま
まの自分を腑に落として生きていける、都合の良い魔法でなく、人間の体と意識は自分の人生を創造することができるようになっていると彼らは経験を通して伝えています。
言葉も違う、見かけも違う子供たちは赤ちゃんが母親の感情と共に言葉を覚える能力を素直に使い相手の言語を自分たちの会話に取り入れ、いつしか島には世界語なる会話が生まれていきます。その能力は成長し、思考を自由に共有し合い、すぐれた発想を自給自足の暮らしに独自のテクノロジーとして取り入れていきます。
島に漂流した旅人は卓越した島の技術が子供たちの作品であることを教えられるとき、ジョーから「テクノロジーの進歩は人間の仕事ではない」とも言われます。
物に囲まれ、幾分生活が便利になっても、心落ち着かない社会に未来はなく、これまで幾度となく高度に繁栄し滅びた文明があったことを島の遺跡に教わる子供たちは、共鳴振動が物質として形をとるように、人との間にも共鳴によって創造されるものがあると決意します。
島で話される“世界語”ですが、それを島でただ一人の大人、ジョーは「地球語」だと、島を訪れた旅人に洒落っ気を込めて話します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 15:12:17
58001文字
会話率:25%
保健室にやってくる生徒たちを助けるスクールカウンセラーの話です。
「躁」がでてきますが、決して一線引いてるわけではありません。
学生なんていつも悩んだり、弾けたりしてますからね。
そして友達を作り相談することも大事です。
pixivでもシリ
ーズ化しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-21 09:14:28
1541文字
会話率:65%