杉本純人(スギモト・ジュント)はコンビニバイト業とフリーのプロダクトプログラミングで生活を続けているセミリタイヤ間近の34歳の独身貴族。幸運な人生を振り返ってみたら突然の睡魔に襲われて"失踪"してしまう。
異世界召喚され
転移者になった途端、元異端審問官に刺殺されてしまう。
オートスキルで復活できたジュントは再び、王に見捨てられた元審問官と死闘する立場になってしまうのだが、…。
「この世界には、神父はおらず、奇跡の女神はもういなくなっていた。」
「魔王の因子は、執行対象。俺は、王に課せられた最後の仕事をやり遂げるだけだ」
生き延びたジュントは呪われた離島で絶望する。
王の転移者殺し執着の真相を死神に打ち上げられた時に
ジュントが取った行動とは!?
奇跡の女神を解放するために、異世界を仲間と旅する冒険譚、なのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 01:00:17
2070文字
会話率:12%
――百年に一度、異界からの住人が降り立つ。
――彼らは神に認められる思想を持つためこの世界に呼ばれ、加護を受ける。それ故神の使者とされる。
――使者の違いは神の違い。使者は自ら=神の意思を体現せんと互いに反目し、世界に波乱を齎す。
異世界ウィール。そこで語られる伝説。それは様々な問題を伴いながらも、事実存在する。
現に今年、大陸暦千年にも異界の者は降り立った。
護神の使者たるヴァイン=ハイゼルト。
女神の使者たる鏡氷水(かがみひみな)。
死神の使者たる名もなき魔神。
彼らもまた、この世界の連鎖に加わりそして……。
神の使者たちは力故か、欲故か、自らの思いを為すべく世界を争乱へと巻き込む。
人々はその争いを、百年戦争と呼んだ。
今代の彼らもまた、戦争を起こし人の世をかき乱すのか。
それは、神のみぞ知る。
◆◆ちなみに酷評お待ちしております◆◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-01 15:18:14
105600文字
会話率:30%