東向きのカーテンの隙間から光が差し込む。なぜか知らないが、一夜を共にした朝から、逆の方向を向いているはずなのに目が合い笑い合う。
中村一樹が笑う。「まさか葉とこんな事になるなんてな(笑)」
「俺だって」と目線をずらして照れ笑いをする。長峰
葉。
初めて出会ってから12年がたつが初めて二人で朝を迎える。自分では気が付かないほど、手に届くところにあった幸せが寄り添っていた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 17:57:28
5344文字
会話率:20%
私の夏の楽しみは、午睡をむさぼること。
南向きと東向きの窓から入ってくる涼しい風を浴びつつ、布団の上で寝転がり、
パックのアイスをかじるのが好きだった。
でもある時、ちょっとした拍子でアイスをカーペットにこぼしてしまい……。
最終更新:2020-07-24 20:00:00
3954文字
会話率:0%
いつもより早く目覚めてしまい、家をだいぶ早く出た。
最終更新:2008-04-19 21:28:47
4124文字
会話率:16%