あれ? 俺処刑されたはずじゃ?
俺は勇者カイト、元は村人だったのだが、何の因果か勇者に選ばれてしまった。
選ばれてしまったことは仕方が無い。俺は村の皆、そして婚約者に必ず帰ってくるといい旅に出た。
そして、戦士であり王子のアレス、聖女エタ
―ナ、賢者イグニス、魔導士オズマの5人で魔王を倒した。
俺は国に帰り、故郷に帰るつもりだった。
だけど、俺に待っていたのは、仲間の裏切りと、故郷を滅ぼされたという絶望だけだった。
そして俺は処刑された……はずだった。
「復讐なんてするかよ。俺はここに国を作る!!」
殺されたはずのカイトが滅ぼされたはずの婚約者や故郷の皆と国を作っていく話です。
一応ざまぁもあります。
タイトルを『死者の国』から『屍者の国』に変えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-25 18:09:55
61567文字
会話率:35%