私の名前は鬱金香。
チューリップと言った方がきっとわかりやすいでしょう。
どこの学校にでもある花壇に咲く沢山の花の中の一本です。
私は花です。ただの花なのです。望まぬ恋心。いつか枯れる事でしょう……。
植物が主役の読み切り短編《樹花草綴
り》
短く繋がりなく刹那の樹花草物語。
樹花草綴り 第十四話《 片恋の鬱金香 》お届け致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-30 07:00:00
667文字
会話率:0%
夏の雨は少女の涙を隠す。好きな先輩がつけているアナスイが香ると胸が高鳴ってしかたない。あの頃は大好きだったけど、再会を果たした今は…?一夏の短い恋。望みのない恋。すべてが想い出…を描いた短編小説。
最終更新:2005-03-12 19:33:49
2909文字
会話率:59%