スーパーマーケットに行くぐらいの感覚で宇宙へ行くことができ、ベンチの隣に宇宙人が座っているようになったころ。
人類は『スクード』と出会った。いや、襲われたといったほうがいい。
それらは明確な敵意を持ち、おびただしい数で人類の船を襲
った。
無論、人類も英知を集めたAI兵器群、スクード殲滅群(SEG)で対抗した。
SEGは200年かけてスクードを半減させることに成功し、人類間で戦争をして遊べる程度には復興した。
だが、今度はAIの暴走により、SEGが人類を襲い始めた。
人類は自律兵器禁止協定を作成、倫理法凍結の特例許可を出し、今度は自らの力で戦うこととなったのだった。
これはそんな時代に生きる、サルベージ屋の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-06 17:02:12
7280文字
会話率:60%